1 事案の分類
2 事案の内容
3 当事務所による解決
4 依頼前後の状況変化
5 解決のポイント

1 事案の分類

離婚請求 求められた
離婚原因 当方有責(不倫)
依頼者の性別 男性(40代)
子供の有無 あり
依頼者の職業 経営者
相手の職業 パート・アルバイト
争点(対立した内容) 慰謝料・養育費・(財産分与)不動産
解決手続 訴訟
依頼時期 婚姻15年・別居1年以内

2 事案の内容

夫が妻以外の女性と交際(不倫)していました。
これが妻に発覚し,夫婦は険悪となり,別居することになりました。
妻が離婚調停を申し立ててきました。
夫は自身で調停に出席していましたが,妻が要求する慰謝料や養育費・財産分与の内容について,意見の対立が続き,調停は不成立で終わりました。
その直後,妻が依頼した弁護士が離婚訴訟を申し立ててきました。

3 当事務所による解決

当事務所は,夫からの依頼を受任しました。
妻の主張する財産分与の内容のうち,自宅不動産については評価額が不当に高いものでした。
そこで当事務所の弁護士は,複数の不動産の査定書を入手し,裁判所に提出しました。
また,夫の事業の収支に関する詳しい資料を裁判所に提出し,妻の養育費の主張が不当に高いものであることを指摘しました。
最終的に,解決金として夫が500万円を支払って,不動産を夫の所有のままとする前提で離婚する和解が成立しました。
不動産の価値(評価額)から考えると,実質的に慰謝料は100万円程度で済んだことになります。
また,養育費は標準的な金額を妻も認めました。

4 依頼前後の状況変化

依頼前 慰謝料550万円・財産分与800万円・養育費月額15万円
依頼後 解決金500万円・養育費月額12万円で離婚できた

5 解決のポイント

夫は有責配偶者に該当するので,最悪の場合,離婚できない状態が10年以上続き,その間婚姻費用分担金を払い続けることになってもおかしくない状態でした。
そこで,妻の不当な要求は理論的に防御しつつ,解決金として一定の金額を払うことで離婚の合意ができることを目指しました。
計画どおりに,実質的な慰謝料を100万円程度まで大幅に抑えて離婚ができることになりました。