【不倫をした夫が慰謝料を払わずに調停で離婚できた】
1 事案の分類
| 離婚請求 | 求めた |
| 離婚原因 | 当方有責(不貞) |
| 依頼者の性別 | 男性(40代) |
| 子供の有無 | あり |
| 依頼者の職業 | 会社員 |
| 相手の職業 | 会社員 |
| 争点(対立した内容) | 慰謝料・養育費 |
| 解決手続 | 調停 |
| 依頼時期 | 婚姻11年・別居半年以内 |
2 事案の内容
夫が妻以外の女性と交際(不倫)していました。
これが妻に発覚し、夫婦の関係は険悪になりました。
夫が妻に離婚の話を切り出しました。
妻は『慰謝料500万円を払わないと離婚しない』といっていました。
夫としては、交際を始めたのは、夫婦関係が破綻していたからだと思っていたので、慰謝料500万円というのは不満でした。
3 当事務所による解決
当事務所は夫からの依頼を受任しました。
当事務所の弁護士が妻の代理人弁護士との交渉を開始しました。
慰謝料や養育費について対立していて平行線だったので交渉は決裂しました。
当方から離婚調停を申し立てました。
当事務所の弁護士は、『以前から夫婦関係が破綻している』証拠を揃えて提出しました。
(ご依頼者の希望により、詳細な証拠の内容は公表できません)
調停委員は、当方の主張にある程度同感してくれました。
調停委員は妻側に、『慰謝料は認められない可能性がある』ということを指摘してくれたようです。
最終的に、養育費を標準的な金額よりわずかに上乗せする代わりに慰謝料なしという条件で離婚する調停が成立しました。
4 依頼前後の状況変化
| 依頼前 | 養育費月額9万円・慰謝料500万円という離婚条件を示されていた |
| 依頼後 | 養育費月額10万円・慰謝料なしで離婚できた |
5 解決のポイント
判明している証拠からは、『夫の不倫』がはっきりしていました。
一方、『その前から夫婦関係が破綻している』ことの証拠は多少不足気味でした。
そこで、仮に訴訟までもつれ込むと夫に不利な内容(慰謝料)が認められる可能性が高い状況でした。
養育費の金額との駆け引きによる交渉で、調停段階で良い条件で離婚することに成功したケースです。
本記事は一般的な説明です。個別の事案にそのまま当てはまるとは限らず、一見似ている事案でも、事情が異なれば結論は異なります。個別的事情により、法的判断や主張として活かす方法、最適な対応方法は違ってきます。本記事でご説明したものと同様の問題に直面されている方は、みずほ中央法律事務所の弁護士による法律相談をご利用くださることをお勧めします。
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