【起業,事業拡大の際には労働関係の整備に注意】

事業が発展し,忙しくなってきました。
従業員を雇おうと思います。
何か注意することはありますか。
労働条件を明確にして,労働契約書や就業規則を作成します。残業代など,見落としがちなルールも把握している必要があります。

1 雇用スタート,拡大時のトラブルの例
2 雇用関係の制度整備は最初にしっかりとしておくと良い

1 雇用スタート,拡大時のトラブルの例

企業や業務拡大に際して,従業員を雇う,増やす,という状況があります。
この場合は,経済的なコストだけではなく,手続的な手間も多くあります。
特に,勢いがある時に,「勢いに任せて」整備不十分のまま雇い入れてしまうと,後から思わぬトラブルや負担となって現れる,ということがよくあります。
一般の方はあまり気が回らないようなところにもルールがあります。
無意識にルールに反していると,結果的に,次のようなトラブルにつながります。

<雇用スタート,拡大時のトラブルの例>

・従業員からの指摘や金銭的請求(労働審判,訴訟)
・労働基準監督署による調査・指導

最初から,勢いがある時こそしっかりと,後のことを考えて整備をしっかりとしておくべきです。

2 雇用関係の制度整備は最初にしっかりとしておくと良い

具体的なルールに基づく整備の例は次のとおりです。

<法律上必要とされる書面等>

※具体的な状況により,必要とされる範囲は異なります。
・労働条件通知書
・労働契約書
・就業規則,賃金規程
・労使間の協定類
・労働基準監督署への届出

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