<一般的な離婚,男女問題に関する事例集>
1 離婚成立後に調停を申し立てて養育費をもらうことができた事例
2 調停,審判により,別居中の生活費(婚姻費用分担金)をもらうことができた事例
3 不倫相手への慰謝料請求+夫婦関係修復が実現した事例
4 夫婦関係修復が実現した事例
5 交際破棄の慰謝料が獲得できた事例
6 不倫の慰謝料が獲得できた事例
1 離婚成立後に調停を申し立てて養育費をもらうことができた事例
<事例>
夫の暴力に耐えかね,子供を置いたまま妻が実家に戻りました。
↓
調停により,親権を獲得した上で離婚が成立しました。
相手から毎月10万円の養育費を送金してもらえるようになりました。
2 調停,審判により,別居中の生活費(婚姻費用分担金)をもらうことができた事例
<事例>
夫の浮気がひどいので険悪になり,妻が5歳の子供と一緒に実家に戻りました。
↓
審判により,別居中の夫から毎月14万円送金してもらうことになりました。
3 不倫相手への慰謝料請求+夫婦関係修復が実現した事例
<事例>
夫が別の女性と交際をしていることが発覚しました。
交際相手だけに慰謝料請求の交渉を行いました。
↓
交際相手から600万円を払ってもらいました。
夫とは仲直りして夫婦生活を継続することになりました。
4 夫婦関係修復が実現した事例
<事例>
夫婦間でちょっとした行き違いが重なり,妻が家を出て行ってしまいました。
夫婦関係調整の調停を申し立てました。
↓
夫婦間で約束事(ルール)を取り決めて,お互いを尊重することにしました。
その結果,新しい気持ちで夫婦生活をリスタートできました。
5 交際破棄の慰謝料が獲得できた事例
<事例>
女性Aが男性Bと交際して,妊娠しました。
しかしBが,急に別れることを要求してきました。
民事調停を申し立て,話し合いを重ねました。
↓
Bが自分の子であることを認め,認知届を提出しました。
Bは慰謝料300万円と,毎月5万円の養育費をAに払うことになりました。
6 不倫の慰謝料が獲得できた事例
<事例>
妻Bが2年以上に渡って男性Cと不倫をしていました。
その間に不倫相手との交際費として600万円もの借金を負いました。
夫Aは何も知らずにその借金を返済しました。
A・Bは仲が悪くなり離婚しました。
↓
AはCに対して慰謝料を請求しました。
交渉が決裂したので提訴しました。
慰謝料として500万円が認められました(借金分の考慮含む)。
裁判所は,不倫はBにも原因があることを重視して,Cの負う慰謝料額を抑えたのです。
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