1 事案と責任の主要項目
2 事案の概要

1 事案と責任の主要項目

職場のセクハラ事例の1つとして熊本セクハラ事件を紹介します。身体接触の違法性が認めれた事例です。
まずは,事案と責任の主要事項を整理します。

<事案と責任の主要項目>

性的会話 あり
身体を触れる あり
性行為 なし
期間 2年数か月間
慰謝料 300万円
弁護士費用 50万円

※神戸地裁尼崎支部平成15年10月7日;熊本セクハラ事件

2 事案の概要

事案全体の概要をまとめます。

<事案の概要>

あ 当事者

加害者A=男性・牧師
被害者B=女性・教会職員の女性

い 事案の概要

AはBを自動車に乗せ,ラブホテル街を通過した
AはBに夫婦の性生活や業務上聞いた性的な相談内容を話した
AはBに性交渉を望んでいる趣旨の発言をした
Aは肘でBの胸に触れた
Aは手でBの太ももに触れた
※神戸地裁尼崎支部平成15年10月7日;熊本セクハラ事件