1 育児休業・厚生労働省・指針|ソース
2 育児休業指針|分類|全体
3 育児休業×不利益取扱い|退職方向系|全体
4 退職方向系|労働契約内容の変更
5 育児休業×不利益取扱い|就業制限系|全体
6 就業制限系|休業延長

1 育児休業・厚生労働省・指針|ソース

育児休業は社会的に強い要請があります。
『不利益取扱い禁止』など,法律上も保護されています。
(別記事『育児休業×復職・配置変更|基本ルール』;リンクは末尾に表示)
さらに,厚生労働省が『指針』を示しています。
まずは指針のオリジナル・ソースを示しておきます。

<育児休業・厚生労働省・指針|ソース>

あ 発信者

厚生労働省

い 番号

平成21年厚生労働省告示第509号

う 名称

子の養育又は家族の介護を行い、又は行うこととなる労働者の職業生活と家庭生活との両立が図られるようにするために事業主が講ずべき措置に関する指針
外部サイト|厚生労働省|育児休業・指針

当サイトでは単に『育児休業指針』『指針』と呼びます。
育児休業指針の内容は次に説明します。

2 育児休業指針|分類|全体

育児休業の指針の内容は結構多く複雑です。
最初に内容の分類を整理します。

<育児休業指針|分類|全体>

あ 退職方向系

内容は後述する

い 就業制限系

内容は後述する

う 収入減少系・その他

(別記事『育児休業指針・収入減少系』;リンクは末尾に表示)
この中に『不利益配置変更』がある
(別記事『育児休業指針・配置変更』;リンクは末尾に表示)

3 育児休業×不利益取扱い|退職方向系|全体

指針の中の『退職方向』の事項に関するルール全体をまとめます。

<育児休業×不利益取扱い|退職方向系|全体>

あ 解雇
い 雇い止め

有期雇用者について契約を更新しない

う 更新回数減少

あらかじめ契約の更新回数の上限が明示されている場合
→回数を引き下げる

え 退職・条件変更の強要

退職or労働契約内容の変更を強要すること
例;正社員を非正規社員とする
※育児休業指針『第2』『11(2)』『イ〜ニ』

4 退職方向系|労働契約内容の変更

上記の『条件変更の強要』の具体例も指針で示されています。

<退職方向系|労働契約内容の変更>

あ 前提事情

従業員の同意の上,労働契約が変更された
例;退職勧奨・正社員を非正規社員とする

い 『真意』

従業員の『同意』が『真意』に基づくものではない場合
→『条件変更の強要』に該当する
※育児休業指針『第2』『11(3)イ』

5 育児休業×不利益取扱い|就業制限系|全体

指針の中の『就業制限』に関するルール全体をまとめます。

<育児休業×不利益取扱い|就業制限系|全体>

あ 自宅待機

自宅待機を命ずる

い 労働制限

労働者の希望に反して次の措置を適用する
ア 所定外労働の制限
イ 時間外労働の制限
ウ 深夜業の制限
エ 所定労働時間の短縮措置
※育児休業指針『第2』『11(2)』『ホ〜ヘ』

6 就業制限系|休業延長

上記の『自宅待機』の具体例も指針で示されています。

<就業制限系|休業延長>

雇用主が『休業終了予定日を超えて休業すること』を強要した場合
→『自宅待機』に該当する
※育児休業指針『第2』『11(3)ロ』