1 配偶者の行方不明→離婚or失踪宣告
2 離婚を拒否する目的は『条件交渉』

1 配偶者の行方不明→離婚or失踪宣告

代表弁護士三平聡史配偶者(妻や夫)が行方不明になるケースもあります。
いわゆる『蒸発』です。
この場合は,離婚で夫婦を解消する方法と,失踪宣告死亡とみなす(死別)という2つの方法があります。
どの程度の期間で認められるのか,認められた場合に財産がどうなるのか,ということが大きく違います。
離婚や相続の効果,税金面のケアについて,ノウハウのある弁護士のアドバイスが効果的です。
詳しくはこちら|嫁姑問題・浪費・行方不明などは程度によっては離婚原因となる

2 離婚を拒否する目的は『条件交渉』

『仲が悪くなったから妻も離婚には応じるだろう』という考えは要注意です。
離婚に向かっている時は,円満な状況とは違って『相手が困ることを進んでする』傾向があります。
つまり『(協議)離婚に応じない』という仕打ちです。
離婚が成立しないと『単に別居で別々の生活が続くだけ』と思ったら大間違いです。
生活費の送金を延々と続けることになります。
婚姻費用分担金と言います。
『離婚が成立しなくて送金が続く困った状態』のことを,業界では婚費地獄(こんぴじごく)と言います。
ということで,離婚を拒否する理由は『仲直りしたい』というものではないことが多いのです。
離婚に関する交渉では,このように表面と中身が違うということが多いです。
弁護士でも,慣れていないとこのようなからくりにも気付かない場合が少なくありません。
<→詳しくはこちら|離婚訴訟の実質的な争いは『条件』,離婚請求棄却判決後は『別居+婚費地獄』