示談金の決定要素
- Q&A【示談金額に影響を与える典型的な事情】
被害者に払う示談金はどのような事情によって変わってきますか。
- あくまでも交渉によって決まります。多くの事情が関係します。
<示談金額に影響を与える典型的な事情>
・被害の大きさ(損害の程度)
・被害者の加害者に対する処罰の希望
・被害者が事件を忘れたいと考えている程度
・加害者の経済力(経済的事情)
・加害者の前科などによる実刑の可能性の程度
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- Q&A【示談金に影響を与える事情の具体例】
具体的に,どのような事例で示談金が高くなったり,低くなったりするのでしょうか。
- 個別的な加害者・被害者の交渉(駆け引き)で特別に高額になったり,また支払われなくなったりします。
典型的な交渉(駆け引き)の例を示します。
例1
示談が成立するかどうかで実刑となるか執行猶予となるかが分かれる,というケース
→加害者が多額の示談金支払に応じる
例2
仮に示談が不成立でも罰金で終わる,というケースで,被害者が高い示談金を要求(提示)
→加害者は被害者の要求(提示)を拒否→交渉決裂→結果的に示談金支払なし
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示談金相場
- Q&A【示談金相場・目安】
被害者に払う示談金について大まかな目安を教えて下さい。
- 当然ながら,個別的な事情によって大きく異なります。平均的な示談金には「相場」があります。
あくまでも平均的なものについての目安は次のとおりです。
個別的な事情によって大きく異なることがあります。
具体的な案件については,ご相談いただくようお勧めします。
<示談金の平均的な相場(目安)>
・暴行罪
10~30万円程度
・傷害罪
10~100万円程度
・窃盗罪(被害額が少額の場合)
被害額程度~プラス20万円程度
・詐欺罪・横領罪・恐喝罪(被害額が少額の場合)
被害額程度~プラス20万円程度
・強盗罪(被害額が少額の場合)
被害額程度~プラス50万円程度
・強姦罪
100万円~200万円程度
数十万円ということもあれば,500万円を超すこともあります。
・痴漢(迷惑条例違反・強制わいせつ罪)
10万円~30万円程度
態様によっては100万円を超すこともあります。
・自動車運転過失致死傷罪・危険運転過失致死傷罪
示談金の平均的な「相場」というものはありません。
被害者の受けた傷害・後遺障害・死亡という結果について,民事上の責任が算定されるからです。
自動車保険の任意保険が適用される場合は,保険会社から保険金が被害者に支払われます。
なお,飲酒運転や無免許運転などにより,自動車保険の「免責条項」に該当する場合は保険が適用になりません。
他の財産から賠償できないと,処分(刑)は一気に重くなります。
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